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カンボジアのシェムリアップを観光してきた工藤さんです。

写真つきで200文字の感想文を書いたら2人目無料のモニターツアーがあったので申し込んで観光に行ってきました!

モニターツアーの中で回ったアンコールトムについてご紹介します。

※この記事では1ドル110円で計算しています。

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シェムリアップモニターツアーの概要

アンコールトム、タプロム、アンコールワットのシェムリアップ有名遺跡を回り、夕日鑑賞で終わるモニターツアーに参加しました。

ツアー概要

  • ガイド言語:日本語
  • ホテル送迎:あり
  • 所要時間:10.5時間
  • 食事:昼のみ
  • 料金:54ドル(5940円)/人(条件つきで2人目無料)
  • 備考:他グループのいないプライベートツアー

以下の条件を満たすと2人目の料金が無料となるモニターツアーでした。

  • 同じ旅行期間内に他ツアーの予約が確定している(モニターツアー不可)
  • 参加後1ヶ月以内に200文字以上の写真つき体験談を投稿する

他ツアーはモニターツアーでなければなんでもいいので、数百円とかの安いツアーに申し込めば条件達成です。

200文字の体験談を投稿するだけで2人目無料、実質半額の27ドル(2970円)で車で回れるプランです。

通常でも50〜60ドル(5940〜6600円)かかるルートのツアーをホテル送迎あり、他グループなし、専属日本語ガイドつきで約半額で回れるため、かなりお得なツアーでしたね。

興味があったらモニターツアーの情報もまとめてありますので、どうぞ。

観光費を安くするならVELTRA(ベルトラ)モニターツアー

アンコールトムとは

アンコールトム_32

カンボジアにあるアンコール遺跡群のひとつで、アンコール遺跡群最大規模の遺跡です。

アンコールは「都」トムは「大きい」なので「アンコールトム」で「大きい都」です。

建設は12世紀後半。

王宮を中心にした3km四方の大きな城塞都市で、周りを高さ約8mのラテライトの壁と堀に囲まれています。

大きな顔がたくさん彫られていることが特徴的なシェムリアップ近くの人気観光スポットです。

遺跡の修復は日本が協力しています。

ポイント

  • 四面仏が有名
  • レリーフ(壁画)は当時の生活が書いてあって楽しい
  • 東向きの遺跡なので観光は午前がオススメ

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アンコールトム観光レポート

南大門

アンコールトム_1

車を走らせること市内から20分。南大門に到着しました。

アンコールトム_2

南大門は最初の観光スポットなので人がたくさんいます。ゾウに乗ってる人もいましたね。

アンコールトムは東西南北を3kmのラテライトの城壁と堀に囲まれた城塞都市で、東に2つ、西南北にそれぞれ1つの合計5つの門があります。

アンコールトム_6

南大門は当時メインで使われていた門で、一番立派に作られており、保存状態も一番良好な門になります。

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他の門は城壁が壁だけなんですが、南大門は城壁の裏が土で埋められており、叩かれても崩れない設計になっています。

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橋の装飾は、大蛇(ナーガー)を左側は神様が、右側は悪魔(阿修羅)が引っ張っているデザインになっています。

この大蛇を神と悪魔が引っ張り合うデザインはアンコール遺跡群でよく見る装飾なので、意識してみると楽しいですよ。

ちなみに大蛇の頭は7つあるのが一般的なデザインです。日本でいうヤマタノオロチですね。

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顔が白い神様は修復されたからですね。アンコール遺跡群では、ところどころ色が異なるツギハギの修復後の彫刻を見ることになります。

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崩れたら危ないので、南大門は鉄骨で補強されてました。

バイヨン

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南大門を抜け、10分ほど車を走らせると遺跡中央のバイヨンにつきます。

城壁で一番つかわれている門は南ですが、城壁内部の寺院の正面玄関は東になります。

東にも門はあるのですが、死者を送り出すための死者の門と戦争に勝ったら通る勝利の門とのことで、普段から使う門ではなかったみたいです。

アンコールトム_11

遺跡の修復は日本が協力しています。

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アンコールトムの壁画(レリーフ)解説

レリーフ

アンコールトムにはさまざまな壁画が彫られています。

壁画が彫られている遺跡はアンコール遺跡群の中でもアンコールトムとアンコールワットだけになります。

壁画の保存状態はアンコールワットのほうがいいのですが、人気はアンコールトムのほうが高いです。

アンコールトムの壁画は当時の戦争や生活の様子がモチーフになっており、アンコールワットは神話がテーマになっています。

アンコールトムの壁画は見てて面白いんですよね。

ツアーガイドのお兄さんに説明してもらった内容をもとに壁画を見ていきましょう。

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こちらは当時の戦争の様子。

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草が生い茂っている森が多かったため、草や木をなぎたおせるゾウが最強の乗り物でした。

馬はあまり乗り物に適さなかったようですね。

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中国部隊

頭に帽子みたいなものをのせて歩いている人たちは中国からの傭兵部隊。

アンコールトム_17

フンドシみたいなものをつけているのはカンボジア地域の少数民族の傭兵部隊です。

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戦争のときは家族総出で移動したそうです。荷物は牛などに引かせます。

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行進に飽きて、カメに前をいく人の尻を噛ませるイタズラをする人。

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木に登って鳥を狙うハンター。

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進路を変える様子。

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勝利の宴。

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船での移動。

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闘鶏。

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決闘。

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闘犬。

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チェス。

顔たち

階段

壁画を楽しんだ後は、階段を登って中央部へ行きましょう。たくさん顔が見れます。

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バプーオン

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バイヨン寺院を北に抜け、しばらく進むと左手に空中参道のピラミッド型寺院バプーオンがあります。

ヒンドゥー教では山(シュミセン)に神様が住んでいると考えられていますが、カンボジアには山がないためピラミッド型に石の遺跡を作って山を表現したそうです。

昔の信仰の対象だったんですね。

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空中参道は寺院につながっているわけではなく、手前で降ります。

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ちょっとマヌケな感じがしますね。

ゾウのテラス

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バプーオンを抜け、さらに進むとゾウのレリーフが描かれたライ王のテラスが見えてきます。ライ王のテラスは全長350mに渡り、全行程にレリーフが描かれています。

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レリーフの内容はゾウだけでなく、ガルーダやシンハー、閻魔様や女神様なども描かれています。

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ライ王のテラス

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ゾウのテラスが終わると、ライ王のテラスになります。

このテラスは閻魔様と女神様がモチーフらしいです。

アンコールトムへのアクセス

トゥクトゥクかタクシー、ツアーで行くことになります。

市内からの所要時間は約20分ですね。

入場時にアンコールワット遺跡群を観光するためのビザ提示を求められるため、観光前に作成しておきましょう。

ビザは1日券で37ドル(4070円)でした。

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アンコールトムの基本情報

まとめ

アンコールトムに行く前は「顔がたくさんあるとこ」くらいの認識しかなかったんですが、当時の生活が描かれた壁画(レリーフ)が面白い観光地でした。

ぜひ当時の生活に想いを馳せながら壁画を観光してみてください。

壁画の中にけっこうユーモアも含まれていて面白いですよ。