「ロッキー」シリーズを見て、鼻水たらして号泣しました。
「ロッキー」シリーズについてご紹介します。
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目次
ロッキーとは
シルヴェスタ・スタローン(以下、スタローン)が主演のボクシング映画です。
「ロッキー」とついているのは1〜5とファイナルの合わせて6作品。
その後、スピンオフ作品としてクリードが出ています。クリードにもロッキーは出ます。
ロッキーでは作中の登場人物たちも公開年と同じペースで年を重ねていきます。
初代で30歳だった主人公ロッキー・バルボアはファイナルでは50代になっています。
ロッキーおすすめランキング
ファイナル > 1 >= クリード >> 2 >> 4 >= 3 >>(越えられない壁)>> 5
1の製作裏話を聞いて興味を持ち、ファイナルで号泣しました。
ロッキー・ザ・ファイナルは今まで見た映画の中で一番泣いた映画です。
ファイナルを見るなら最低1は見てからにしてください。
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ロッキー製作裏話
この映画は、当時売れない俳優だったスタローン本人が、自分で脚本を書いて「金はいらないから自分を主役に撮らせろ」と映画会社に持ち込んで始まりました。
当時、スタローンは売れない俳優でした。
出演した映画もポルノ映画やゲテモノ映画に数本出た程度。
映画のオーディションには50回以上落ち、用心棒などをやりながら食いつないでいました。
貧乏生活の中、スタローンは世界ヘビー級タイトルマッチ「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」を観戦します。
当時世界最強と言われたヘビー級王者モハメド・アリの初防衛戦相手に選ばれたのはチャック・ウェプナーという無名の選手。
誰もが瞬殺と予想した試合の中、チャック・ウェプナーは最終15Rまで殴られ続けながら戦います。
試合はモハメド・アリが勝ったもの、負けたチャック・ウェプナーに観客は惜しみない拍手を浴びせました。
試合を見て感動したスタローンは「俺はチャック・ウェプナーになるべきなんだ!」と「ロッキー」の脚本を観戦後すぐに書き始めます。
「ロッキー」の脚本は3日で書き上げられ、スタローンはそのまま脚本を売り込むために映画会社へ。
映画会社は脚本を気に入り、7万5000ドル(当時2200万円程度)で買い取ることを提案します。
日々の生活に困っていたスタローンには非常に魅力的な金額です。
ただし、7万5000ドルで買い取るためには「主演に有名スターを起用すること」の条件がついていました。
主演をしたかったスタローンは、7万5000ドルの受取を拒否。
「自分が主演でなければ映画は撮らない」と主張して、映画会社との交渉します。
最高36万ドル(当時1億500万円程度)まで上がった脚本料は、最終的に2万ドル(当時580万円程度)で交渉成立しました。
脚本料と引き換えに、スタローンは「ロッキー」を主演映画として撮影する権利を得たのです。
脚本料を下げられ、製作費用もほとんど出してもらえなかった「ロッキー」ですが、初代「ロッキー」は全米で大ヒット。
スタローンはその年のアカデミー賞の主演男優賞と脚本賞に同時ノミネートされ、一気にスターの仲間入りを果たしました。
ロッキーおすすめ視聴順
ネタバレを気にしないなら
1→ファイナル→クリード→2→3→4
面白いところから見るパターンです。
この見方の良いところはファイナルを最大限に楽しめる点です。
ファイナルは1の回想シーンや関連エピソードが多いので、1の記憶が新しいうちにファイナルを見ると最高に楽しめます。
また、1やファイナル、クリードを見て楽しめないなら「ロッキー」シリーズ自体が合わないので、無理して見ないで視聴をやめる判断もできます。
ネタバレが気になるなら
1→2→3→4→ファイナル→クリード
時系列順にちゃんと見るパターン。
この見方の良いところは、ファイナルやクリードが後にくるのでネタバレが一切なくなるところです。
ファイナルやクリードを先に見てしまうと、話の端々で2〜5でこんなことあったんだろうと推測できてしまいます。
それが気になるなら時系列順にちゃんと見ることをお勧めします。
クリードを楽しむためには3〜4は見ておいた方が良いので、クリードが最大限楽しめるのは時系列順にみるこの順番になります。
5?見なくて良いかと。
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各ロッキーの紹介
ロッキー
記念すべき一作目です。
日本公開は1977年4月16日ですね。
最初から最後まで展開が予想できる王道かつシンプルなストーリー。
中盤はダレますが、トレーニングを始めてからは盛り上がります。
製作費用を極限まで削られたせいで、スタローンの両親や妻、飼い犬まで出演しています。
撮影部隊がショボ過ぎて、スタローンが本物のボクサーと勘違いされたというエピソードも残っています。
映画の中でスタローンのランニング中に、果物屋の店主オレンジを投げてくるシーンがあります。実はこれは店主がスタローンを本物のボクサーと思って果物を投げたシーンがそのまま使用されています。
ハプニングもうまく取り込んで、低予算ながら映像を練り上げたんですね。
製作費用の関係で、ほとんど全ての映像一発撮りで撮影したとのウワサもあります。
ロッキー2
ともかくエイドリアンが素敵な二作目です。
日本公開は1979年9月1日ですね。
この映画からスタローンが監督・脚本・主演の三役をこなすようになりました。
1とはちょっと違った切り口で泣かせてきます。
ロッキー3
ロッキーがプロレスラーにチョークスリーパーをかけて、投げ飛ばす三作目。
日本公開は1982年7月3日ですね。
ロッキーが投げたプロレスラーは、当時人気を誇っていた本物のプロレスラー「ハルク・ホーガン」です。
3作目でもスタローンは監督・脚本・主演の三役をこなしています。
もともと「ロッキー」シリーズは、この三作目で終わる予定でした。
そのため、既存キャラクターそれぞれのストーリーに区切りをつける描写が目立ちます。
個人的に、ラストがめちゃくちゃ好きです。
ロッキー4/炎の友情
ゴルバチョフの登場により、東西冷戦が雪解けムードになってきた世論を反映した政治色の強い四作目。
日本公開は1986年6月7日。
ともかく敵役のボクサーが「ターミネーターかな?」ってくらい強いです。
パンチで人が吹っ飛びます。
「ロッキーのテーマ」のビル・コンティではなく、ヴィンス・ディコーラが音楽を担当しているため、ロッキーシリーズの中で唯一音楽が違います。
ロッキー5/最後のドラマ
各方面で酷評されてる五作目。日本公開は1990年12月7日。
最初から最後までモヤモヤしました。
見なくて良いんじゃないかな?
ロッキー・ザ・ファイナル
「ロッキー」シリーズ完結作の六作目。
日本公開は2007年4月20日。
鼻水たらして号泣しました。
ロッキー・バルボアが、心だけは歳を取らないことを証明してくれます。
クリード/チャンプを継ぐ男
「ロッキー」シリーズのスピンオフ。
日本公開は2015年12月23日。
ロッキーの宿敵アポロ・クリードの息子アグニス・クリードをロッキーが鍛える物語です。
「ロッキー」ファンはもちろん「ロッキー」を知らなくても楽しめる名作になっています。
公開がスターウォーズと重なったため、話題になりませんでしたが面白いです。
まとめ
ロッキーで号泣したので勢いのままに紹介しました。
Amazonのプライム会員なら、無料でいつでも見れます。
少しでも興味を持っていただけたならぜひ見てみてください。
油断してると涙腺がやられます。