Pocket

2018秋のゲームマーケットに出展予定の工藤さんです。

カードゲーム自作のため、カードゲームを印刷する場合の費用について調べてみました。

60種類で1枚ずつ、以下で印刷することを想定しています。

テレカサイズ(54 × 86 ミリ)
 or
名刺サイズ(55 × 91 ミリ)

同じくカードゲームを自作する方の参考になれば幸いです。

スポンサードリンク


印刷所に頼む

一番オーソドックスな印刷方法です。

プロの仕事でしっかりしたカードを作ってくれる反面、依頼数が少ないと単価が高くなります。

今回は50セット、100セットで印刷を依頼する場合の価格を調べてみました。

カード印刷価格一覧表

50セット 100セット
萬印堂 5万 8万
タチキタプリント 5.6万 8万
ポプルス 約3.8万 約5万
有限会社コウエイパック 16.8万

萬印堂

萬印堂

http://www.mnd.co.jp/

50セット

基本料20,000円 + 60枚 × 50セット × 単価10円 = 50,000円

100セット

基本料20,000円 + 60枚 × 100セット × 単価10円=80,000円

タチキタプリント

タチキタプリント

https://tachikita.jimdo.com/
※テレカサイズ、名刺サイズがないためブリッジサイズ(58mm*89mm)

50セット

基本料20,000円 + 60枚 × 50セット × 単価12円 = 56,000円

100セット

基本料20,000円 + 60枚 × 100セット × 単価10円 = 80,000円

ポプルス

株式会社ポプルス

http://www.inv.co.jp/~popls/

50セット

テレカサイズ72種まで50枚 = 38,204円

100セット

テレカサイズ72種まで100枚 = 49,880円

有限会社コウエイパック

有限会社コウエイパック

http://koueipack.net/index.html

※テレカサイズ、名刺サイズがないためポーカーサイズ(63 × 89 ミリ)

50セット

(角丸カード+ニス72種類)+ 化粧箱 + 説明書(A4) 50セット = 168,000円

印刷所に頼む:まとめ

ポプルスが安いですね。

100セット作るなら 49880 ÷ 100 = 498.8円 と原価がワンコインで済みます。

安さだけが正義ではないですが、魅力的なお値段です。

自分でつくる

コンビニで写真プリント

コンビニの写真プリントを利用する方法です。

L版は 89 × 127 ミリ なので2枚に切れば 63 × 89 ミリ とテレカサイズ(54 × 86 ミリ)よりひとまわり大きいポーカーサイズ(63 × 89 ミリ)にできます。

2L版だと 127 × 178 ミリなので4枚に切れば 63 × 89 ミリ に切れます。

L版は30円、2L版は80円なので1枚あたり15円か20円でカードが製作できることになりますね。

写真なので裏面は残念です。

あと、1枚あたりの単価が高いことが欠点です。

1セットから作成できる小回りのよさが利点ですね。

身内で自作ゲーム大会をやるならアリな選択肢です。

※ レイヤーさんがコミケで配る用の名刺として使うこともあるらしい

手差し印刷

名刺用紙にカードを印刷する方法です。

名刺用紙に印刷できるプリンターを持っているなら一番安価で済みます。

あくまで名刺なので販売するなら500円くらいの安い価格帯ですね。

 

普通の名刺用紙だと裏移りするため、名刺用紙は厚口のものを使いましょう。

この名刺用紙が250枚分で700円しないのでおすすめです。

実際に名刺用紙に印刷した方の記事はこちらです。

http://www.print-seikatsu.com/archives/work/hobby/card_game.php

ビジネスコンビニの名刺印刷を利用

キンコーズなどの名刺印刷サービスを利用する方法です。

データお持込みプラン<白黒>なら20枚1100円、再申込みなら20枚500円で利用可能です。

60種類のカードを製作するなら 20枚×60種類 で20セット66000円。40セットなら96000円ですね。

データお持込みプラン<カラー>なら20枚2400円、再申し込みで20枚1800円です。

選択肢としてはありますが、実際に選ぶことはないかと。

コピー用紙に印刷してスリーブへ入れる

販売用というかテストプレイ用の方法です。

コピー用紙に印刷

名刺サイズであればA4用紙に10枚印刷できるので、印刷した紙を切り、カードスリーブに入れます。

カードスリーブにトランプなど別のカードを入れ、その上に印刷した紙をいれるとシャッフルしやすいですね。

ちなみに、このように別のカードを下地にして、印刷した紙を上にいれることをプロキシカードと言います。

自分でつくる:まとめ

少ない個数を安価につくれる小回りの良さが魅力です。

クオリティは印刷所に頼むより明らかに落ちるので「身内で楽しむ」「極端に安いゲーム」など選ぶ機会は限定されますね。

スポンサードリンク


まとめ:印刷方法ごとの用途

ゲームマーケットへ出展 → 印刷所へ依頼

ゲームマーケットへ出展(安価) → 名刺印刷

身内で楽しむ → 写真印刷

テストプレイ → コピー用紙+スリーブ

1000円以上するキチンとしたゲームを販売したいなら印刷所に依頼しましょう。

500円くらいの軽いゲームを売りたいなら名刺印刷もありです。

写真印刷やコピー用紙は、身内で楽しんだりテストプレイするときに使いましょう!