3週間ほど前から、チームでの振り返りにKPT法を導入しました。
導入してみて、手応えを感じているので思ったことを書きます。
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目次
KPT法とは?
Keep、Problem、Tryの頭文字をとってKPTです。
- Keep:振り返ってみて、今後も続けたいこと
- Ploblem:振り返ってみて、問題だったこと
- Try:次の振り返りまでにやってみること
メンバー全員が下記要領で振り返りを行い、共有して次のアクションにつなげます。
KPT法の具体的なやりかた
KPT法の実施サイクル
1〜2週間に1回が適当かと
KPT法で準備するもの
- 大きめのふせん
- ペン
- ホワイトボード
KPT法の手順
- ホワイトボードを3分割し、Keep、Problem、Tryのスペースを決めます
- 各メンバーにペンとふせんを配り、Keep、Ploblem、Tryを書いてもらいます。各時間は5分程度でOKです
- 各メンバーにふせんを貼ってもらいます
- 各メンバーにふせんの内容をそれぞれ解説してもらいます
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KPT法をやってみて感じたメリット
時間に対する費用対効果が高い
メンバーの数や問題の数にもよりますが、30分程度で終わります。
回数をこなして、Ploblemが減ってくるほど時間は短くなります。
全メンバーが発言することになる
通常の会議体でふりかえりを行うと、発言するメンバーと発言しないメンバーに分かれがちです。
しかし、KPT法では自分のふせんを解説する必要があるため、必ず発言することになります。
問題を感じているが、性格的に遠慮して発言できないメンバーの意見を拾うことができます。
問題の優先順位がつけやすい
やってみると、表現は異なりますが同じことが書いてあるPloblemがあがってきます。
多くのメンバーが同じことを問題と捉えていることになりますので、早めに対応する必要があります。
次のアクションが起こしやすい
TryがTodoになっているので、KPT法を行うと自然にTodoリストができあがります。
Todoが実行できないと、ふたたびPloblemにあがってくるため、忘れられることもありません。
データ分析がしやすい
これはまだデータが集まっていないので想像の域を出ませんが、集まったPloblemの数や種類を分析することで、なにか根本的な問題点がわかるのではないかと考えています。
たとえば、社内手続きのミスが多いのであれば、設定している手続きのフロー自体が煩雑であるなどの問題が見つかるかもしれません。
まとめ
いまのところ、KPT法を導入してみて深刻な不便は感じていません。
もし、チームビルディングに迷っている方がいれば、手軽にできる方法ですので試しに導入してみてはと思います。
以上、KPT法とは?チームが成長できるオススメの振り返り手法だった!でした。