イッツアワンダフルワールドのアステカ帝国考察

最近は イッツアワンダフルワールド をよくやっている工藤さんです。

主に帝国A面でプレイしています。

アステカ帝国だけ勝率が低かったんですが、勝てる立ち回りが固まってきたので文章に残します。

個人の考えメモです。

該当者は軽い気持ちで読んでいってください。

なお、この記事では基本環境のみを扱うものとします。

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アステカ帝国について

5つある帝国のうち、初期産出資源で白が出ない唯一の国です。

初期産出資源で青が出る唯一の国でもあるため、ほぼ黒→青ルート（将軍ルート）が確定している国でもあります。

黒→青ルートの解説は、こちらの記事を参照してください。

アステカ帝国での勝ち筋

意識している点は上記です。

他帝国では序盤は産出量向上、終盤は点数確保を意識しています。

しかし、アステカ帝国では点数となる青カードを序盤からかき集めます。

青カードを集めすぎて、建てきれないケースもありますが青資源が出るのに置き場がないケースよりはマシと割り切りましょう。

他帝国の方が受けは広いので、汎用性の高い立ち回りを目指すと追いつけないんですよね。

「青で得点を取る一点突破」の方が勝てる見込みは高いです。

最終形として、ほぼ青しか産出しない構成になるので、他色の必要資源は毎ラウンドちゃんと計算しましょう。

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各カードの解説（1Rから検討が必要）

リサイクル工場

1Rの優先度は最優先クラスです。

1Rにピック（確保すること）→リサイクル白x2で計画フェイズに建設するムーブは、他国の最強クラスムーブです。

妨害目的で1手目からピックしましょう。

アステカ帝国では、1R計画フェイズに建ててもあまり強くないので、後述する巨大掘削機などの材料に使います。

2R以降はリサイクル白が必要なら取る程度の優先度です。

巨大掘削機

1Rの優先度は高いです。

アステカ帝国であれば、リサイクル白を1つ取るだけで建設できます。

リサイクル白なので、他プレイヤーの1Rリサイクル工場潰しにもなります。

1Rは青カードより優先して取っていいでしょう。

2R以降もアステカ帝国には有用ですが、他帝国のリサイクル白優先度が下がっているので、優先度は下がります。

2R以降は青カードがあればそちらを優先し、青カードがなければ取るくらいの優先度です。

機甲師団

巨大掘削機とほぼ似たような性能です。

巨大掘削機の産出が白青なのに比べ、機甲師団は産出が青のみの代わりに将軍が獲得できます。

立ち回りの考え方としては、巨大掘削機とほぼ同じ考えでよいでしょう。

巨大掘削機と選べるなら1〜2Rは巨大掘削機優先、3R以降は機甲師団優先です。

砕氷船

1Rの優先度は高めです。

アステカ帝国であればリサイクル黒・緑を1つずつ取れば建設できます。

建設優先度は機甲師団より高いですが、リサイクル青で1Rの需要は低いため、ピック優先度は機甲師団より低いです。

2R以降も、リサイクル青なので優先度はそこそこ高いです。

「とりあえず」で確保しておけば、黒資源の置き場としても使えますし、黒資源の置き場が不要な場合も捨てて青にできます。

アステカ帝国の場合、明確に欲しいカードがなければ常に取っていいカードだと思います。

空挺研究所

1Rの優先度は砕氷船と同じくらいです。

青カードが確保できているなら砕氷船のほうがほしいです。

青カードが確保できていないなら、空挺研究所の方が取り回しはいいです。

リサイクル緑なので「とりあえず」で確保しておいて、不要なら砕氷船や原子力研究所に置けばいいでしょう。

青以外を産出する黒カードは、空挺研究所と巨大掘削機だけなので、今後の展開を考えると常に選択肢にあがるカードになります。

黒ひげの財宝

アステカ帝国で1Rにピックできると嬉しいカード第一位（個人の見解）

黄色が産出される & 無理なく2Rの黄産出前に建てられる重さもステキです。

他帝国なら ソロモン王の洞窟 とほぼ同じ扱いですが、アステカ帝国に限っては白建物を建てないので 黒ひげの財宝 が圧倒的に上です。

黒ひげの財宝は1Rにピックできると嬉しいカード第一位ではありますが、1Rはリサイクル工場やリサイクル白の優先度が他プレイヤーは高いため、ピック優先度は高くないです。

リサイクル白がないなら、喜んで取るくらいの温度感ですかね。

黄金都市、バミューダトライアングル、テンプル騎士団の財宝

黒ひげの財宝 ほどではないですが、資源産出される軽めの青カードはアステカ帝国の生命線です。

ほぼ考えなしに、序盤からかき集めていいです。

積極的にとっていきましょう。

各カードの解説（1Rからの検討は不要）

原子力発電所、原油採掘

黒産出が最後まで2つだと、息切れしがちです。

優先度は高くないですが、無理のないタイミングで黒産出量を増やしましょう。

巨大掘削機があるなら原子力発電所、ないなら原油採掘あたりがちょうどいいです。

空母

黒→青ルートのフィニッシャーその1。

3〜4Rくらいに建てると、1枚で青資源を5つ以上産出してくれます。

巨大掘削機や機甲師団の青産出量が実質2倍になるので、かき集めた青カードを無理やり建てきることができます。

ジャガーノート

黒→青ルートのフィニッシャーその2。

空母と近い性能で、産出量が控えめな代わりに得点源になります。

コストの赤は、青カードのボーナスでなんとかしましょう。

博物館

黒→青ルートの得点源。

アステカ帝国のボーナス（青x3）を青x5や青x7にできるカードです。

重ねがけできると点数の伸びが違うので、優先的に取りましょう。

北極基地

青を産出しつつ、青x2が取れる黒→青ルート御用達のカード。

建てるための黄を集めるのが大変ですが、苦労して建てる価値のあるカードです。

黒→青ルート以外からの人気は低いのでピック優先度は並ですが、ピックしたら優先的に建設しましょう。

古代宇宙飛行士

2Rに建つと破格、3Rでもフィニッシャーとして暴れてくれるカード。

うまく青カードが集まっていると、1枚で緑資源を5つ以上産出してくれます。

超音波探査（黒カードの数x青）、スーパーコンピュータ（1x黒）、ロボット警備員（1x将軍）、瞬間移動（8点）、タイムトラベル（15点）など爆発的な産出や、得点源に繋がります。

青カード置き場として、アステカ帝国であれば優先的に取るべきカードです。

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1Rのピック優先順位

1Rのピック優先順位サンプルです。

出回ってるカードによって優先順位は多少前後しますので、参考程度にどうぞ。

同列は、左ほど優先度高めです。

tier1:最優先で取る

最優先はリサイクル工場です。他プレイヤーがぶん回らないように初手で取りましょう。

次点は巨大掘削機。リサイクル白を潰しつつ、自分を伸ばせます。1Rの黒産出時に建設しましょう。

巨大掘削機以外のリサイクル白になる黒カードも優先度は高めです。

黒カード以外も、リサイクル白は他プレイヤーに回らないようにします。

tier2:優先的に取る

資源を産出する軽めの青カードが大事です。かき集めましょう。

砕氷船は「とりあえず」でピックしてOKです。リサイクル青で使うことも検討しましょう。

空挺研究所も「とりあえず」でピックしてOKです。リサイクル緑を砕氷船や原子力発電所に乗せることも検討しましょう。

資源を産出しない青カードもかき集めます。ゲーム後半の青資源置き場になります。

tier3:余裕があれば取る

2R以降に黒産出量を増やすため、原油採掘や原子力発電所をピックします。リサイクル黒でも使えるため、腐りません。

まとめ

以上、イッツアワンダフルワールドのアステカ帝国に関する考察でした。

冒頭でも書きましたが、この記事は全員がある程度ゲームをやり込んでいる前提です。

初見プレイヤーは初手リサイクル工場を狙ってきたりしないので、そこは周りのレベル感を見つつ、いい感じに立ち回ってください。

この記事が「アステカ帝国で勝てねぇ！」となっている、以前のわたしのようなプレイヤーのお役に立てば幸いです。

イッツアワンダフルワールド
107vs38 勝ち アステカ
118vs82vs33vs64 1位 アステカ
85vs60vs86 2位 ヨーロッパ

ついにアステカで1位になれた！やったぜ！

いままで白産出経由必須だと思ってたけど、白産出なしでも軽めの黒と、置き場の青が序盤から来てくれたらなんとかなるみたいや。 pic.twitter.com/nLwxoWBSJn

— 工藤さん (@kudousansan) February 18, 2021