アナログゲーム大好き工藤さんです。
二人専用ゲームの中で一番おもしろいと思っているバトルラインについての考察を書いていきます。
だいたい私の勝率は7割くらいです。
「ココ違うよ」「ココこうじゃない?」などの意見があればコッソリ教えてください。
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はじめに
バトルラインはゲームの性質上、瞬殺や圧勝が難しいゲームです。
基本的にドロ試合の我慢比べゲームになるので、0.1歩ずつリードして勝利をもぎ取りましょう。
バトルライン:部隊カード考察
単体カードの考察
最強カードは8
確定勝利の8910ストレートフラッシュ(以下、SF)パーツであり、9や10を出されても678の芽が残せるカード。
単体でも牽制になる強力カード。
次点は7か3
7は相手の同色8をほぼ無力化できるのが強い。7が出たら相手の8は8910以外のSFが作れなくなる。当然自分の8と組み合わせても強力。
同色7を出しても相手に8のスリーカード(以下、3C)の芽は残るが、1列で8を3枚使ってくれるなら他列が楽になるので全体としては有利。
3は相手の123SFの芽を潰せて、自身も手広くSFの待ちにできるカード。戦略カード盾のおかげでSFや3Cが作りやすいのも◎。
3は適当に出しても弱いが、相手の高め3Cに低めSFを刺したり、相手のSF崩れフラッシュ(以下、F)を3Cでさせたりできると強力。
単体カードの順列
8 > ( 7 > 6) = 3 > 9 > 1 0 > 5 > 4 > 2 > 1
個人的な強さは上記。
7 > 6と3は状況次第。3は刺さると強いけど、数字自体は低いのでテキトウに使っても弱い。
組合せの考察
両面待ちの同色連番が最強
同色の56や89など両面で受けられる連番は最強。攻めの主軸。
同数2枚は状況次第
他カードとの組み合わせ次第だけど、低め(1〜3)同数なら相手の単体8とかにぶつけていい。
相手に8でSF作られたらどうせ勝てないし、相手SF成立失敗のFになれば3Cで勝てる。
低めカードを処理できるアドバンテージはでかい。
4〜8の同数は様子見。バラしてSF狙いにいくか3C狙うかは状況次第。
9や10はSF狙いづらいし、成立でほぼ勝ちなので3C狙いでもいい。相手の低めSFにだけ注意。
同色穴待ちや同色端待ちはなるべく出さない
同色4,6の5待ちや、12での3待ちは成立でSFになるが、1/60を引かないといけないので狙わないほうが無難。
パーツ1枚だけ置いたあと、他の場所でカード出して行ってパーツが揃うのを待ちましょう。
基本3C狙いで、運が良かったらSFにできるくらいに考えて出していくべし。
同色連続穴待ちは真ん中から出す
同色2,4,6などで連続穴待ちなら4から出すのがいい。
自分で3か5を引いたらSFが成立するし、相手が3か5を出してなくなっても逆サイドのSFの芽が残る。
SFの芽が潰れたら、3Cを狙っていく。
戦略カード考察
最強の戦略カード
1列は確定、状況次第で2列まで取れるスペック。
裏切り
確定していない列の相手SFを崩しつつ、こちらの3Cを作る動きが超強力。SFを崩すときはSFが復活しないように真ん中の数字を取るといい。
準最強の戦略カード
1列確定で取れるスペック。
リーダー2種
無理やりSFを成立できるカード。場に切れてて成立できないSFを無理やり作れる。原則、確定できる列以外では使わないほうがいい。
霧
低めのSFや3Cを無効化できるカード。先に成立させた相手SFや3Cを打ち消して、数字比べに持ち込むと強い。
強い戦略カード
ゆるめの条件で1列とれるスペック。
盾
低めSFや低め3Cを成立できるカード。このカードのおかげで3の使い勝手は上がってる。
普通の戦略カード
きつめの条件で1列とれるスペック
援軍騎兵
潰された高めSFを復活できるカード。8しか選べないので条件は盾より厳しい。8は3Cあまり狙わないほうがいいので、使えるタイミングはかなり限定的。
脱走
相手のSFを潰せるカード。SFを潰してもFがくるので、3C作れる状況じゃないと取り返せない。
微妙な戦略カード
列を取れる保証はないスペック。戦術権限を消費するほどかは要検討
泥濘
相手のSFや3Cをほぼ潰せるのは嬉しいが、自分も4手で役を作らないといけないので結構厳しい。
相手の役を崩したあとにFつくるか数字合計で勝つのが多い。
偵察
ドローして、手札から山札に戻せるカード。
一般的なカードゲームだと強力な効果なんだけど、他戦術カードの強さに比べると影は薄め。
配置転換
移動は序盤〜中盤に使いたい効果。
ゲームから取り除く効果は最終盤で刺さる可能性もある。
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バトルライン:立ち回り考察
フラッグの重要度
123456789(並び順と思ってください)
最重要フラッグは3、7
バトルラインでは3点突破でフラッグを取ると勝利であるため、受けが広い中央部は重要。
中でも、3と7は確保できれば12や89を相手に渡しても3点突破できないことが確定するため、いらないカードの廃棄場にできる。
次点は456
3点突破できる待ちが広い中央部は重要。
先に取られると一気に辛くなる。
1289の端4列は廃棄場予備軍だが、全捨てはNG
1289は3、7の項でも書いた通り、3、7が取られた時点で3点突破が難しくなるため、重要度は低い。
ただし、全てを廃棄場にして適当にカードを出していると5点先取のルールで負けるため全捨てはNG。
相手の役が強いところは捨て札置き場として見限って、勝てるところは取るように取捨選択するのが大事。
役の重要度
序盤はSFと3Cを意識
序盤でカードがでそろっていないときはSF狙い、相手のSF狙いにはより強いSFか低めの3Cをぶつけていく。
相手の3C狙いには低めのSFか相手より高い3Cを狙う。
何もないところに高めの3Cを先に狙うと、相手の低めSFに負けるので注意。
後半はFとブタを意識
後半になるとだいたいカードが把握できるため、成立しないSFや成立しない3Cが見えてくる。
SFはFに化けるし、3Cはブタに化ける。
最後はFやブタでの合計数字対決になるので、高めの数字が場に出ていないか確認すると証明で列が確保できたりする。
序盤の立ち回りについて
定石手は相手より高い数字
相手が1を出したら2以上、4を出したら5以上など相手より高い数字をぶつけるのはセオリー。SFでも3Cでも勝てるため、牽制ができる。
攻め手は同色連番や単体8
取りに行きたい中央部は両面待ち同色連番や8を主軸に攻める。
相手の8には低めの同数をぶつける
相手の8には11や22など低い数字の同数2枚出しをぶつける。相手のSFが成立しなくなったら3Cで取れるし、8の3Cを相手が作るなら他列の展開を有利にできる。
列の勝利確定はさっさとやる
好みがわかれるところだけど、勝利できる列はさっさと勝利していったほうがいいと思う。
相手が2枚しか出していない列なら、相手のカードを捨てる機会を潰せるし、3枚出していても戦略カードでひっくり返される可能性があるから。
まとめ
要約すると、バトルラインおもしろいのでやろうぜってことです。
ヒストリエ読んでからバトルラインやると面白さが倍増します。
バトルラインのスリーカードの正式名称は「ファランクス」だし、戦略カードのリーダーカードの一人はアレクサンダー(アレクサンドロス)です。