最近はハースストーンでアリーナばかりやっています。
旧神環境のアリーナで平均6勝、最低3勝くらいになってきたので、アリーナで勝つためのピックのコツを紹介します。
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アリーナで勝つためのコツ
アリーナで勝つためのコツは相手より有利な状況を作り続けることです。
アリーナは構築環境と異なり、与えられたカードの中でやりくりしなければなりません。そのため、1枚で盤面をひっくり返せるようなカードはほとんど使用できません。つまり、一発逆転が辛い環境であるため、アリーナは常に相手より有利な状況を作り続けることで押し切って勝つゲームになります。
アドバンテージの種類
カードゲームのアドバンテージは大きく4種類あります。
- ライフアドバンテージ
- ボードアドバンテージ
- ハンドアドバンテージ
- テンポアドバンテージ
それぞれ解説していきます。
ライフアドバンテージ
一番わかりやすいアドバンテージです。相手ヒーローと自分ヒーローのライフ差がそのままアドバンテージとなります。
ライフが0になるとその時点で敗北ですので無視はできませんが、ハースストーンはボード(盤面)を有利にしておけばすぐに取り戻せるので、アリーナではそこまで重要視する必要はありません。
死なない程度のライフが残っていれば十分です。
ボードアドバンテージ
ボードの状況が有利かどうかで判断します。
極端に言えば、相手ボードのミニオンが0匹に対して、自分のボードはミニオンが7匹いれば圧倒的にボードアドバンテージを取れている状況になります。
先に述べたように、アリーナでは1発逆転がし辛いため、このボードアドバンテージを取り続けることが勝つために重要となります。
基本的にミニオンは1:1交換で潰し合いますが、ピックを工夫して1:2交換できるようにし、ボードアドバンテージを序盤から取り続けるようにできれば一気に勝てるようになります。
ハンドアドバンテージ
これもわかりやすいアドバンテージです。相手の手札の枚数と自分の手札の枚数の差がそのままアドバンテージとなります。
相手の手札が0枚に対し、こちらの手札が5枚あればハンドアドバンテージが確保できている状況になります。
手札枚数が多ければ多いほどできることの選択肢が増えるため、手札は多いほど良いです。
ただし、ハンドアドバンテージだけ取れていて、ボードアドバンテージが取れていないと、手札を抱え込んだまま敗北します。ピック時にコストの高いカードばかり確保しているとこの状況に陥りやすいです。
ハンドアドバンテージは重要ですが、ハンドアドバンテージよりもボードが取れているか?効率よくマナが使えているか?の方がアリーナでは重要になります。
テンポアドバンテージ
一番解説が必要なアドバンテージです。
相手よりテンポよく戦えているか?効率よく戦えているか?のアドバンテージになります。
判断の指標としては、毎ターンマナを使い切れているかが判断基準になります。3マナあるのに2マナミニオンしか出せない場合などは1マナ分のテンポを無駄にしていることになります。
テンポの悪いデッキだと、ボードアドバンテージを簡単にひっくり返されてしまうため、重要なアドバンテージになります。
ピックの時、マナカーブが悪い(特定のマナにカードが偏りすぎている)とテンポは崩れやすくなりますので、2マナを何枚取ったか。3マナを何枚取ったかを意識して、あまりにも特定のマナにかたよりがありすぎたら他マナのカードを確保して偏りを減らすようにしてください。
各アドバンテージの優先順位はテンポアドバンテージ>=ボードアドバンテージ>ハンドアドバンテージ>ライフアドバンテージになります。
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ピックするカードの選定基準
アリーナでは除去の手段が限られているため、基本的にはお互いにミニオンを出し続けてボードの取り合いを行うことになります。そのため、下手なスペルカードを獲得するよりもミニオンを選んだ方が安定して戦うことができます。
また、ピックするカードはアドバンテージを取れるカードを優先するべきです。
ボードアドバンテージやハンドアドバンテージを取るために1:2交換がしやすいカードをピックし、テンポアドバンテージを取るためにマナカーブ(特定のマナに偏りがないか)を意識してカードをピックすることで勝率を上げることができます。
具体的に解説していきます。
1:2交換がしやすいカード
場に出た時に効果を発揮するカードや単純にスタッツ(攻撃力と体力)が高いカードが該当します。
具体的には場に出た時に2点を与えることができるストームパイクのライダーや、スタッツが高いチルウィンドのイエティが該当します。1:2交換を繰り返すことで、相手のボードをキレイにしつつ自分のボードにミニオンを残し続けるように戦います。
マナカーブを意識
特定マナのカードを取りすぎるとマナを余らせて効率よく戦えなくなります。例えば、5マナのカードばかりをピックすると8マナたまったときに5マナのカード1枚しかプレイできず、相手の8マナミニオンに一方的に倒されてしまいます。
↑は高コストカードばかりをピックしてしまったダメな例です。
また、マナを使い切ることだけに意識を集中して1マナや2マナのミニオンばかりをピックすると後半に息切れしてしまい、逆転されます。
基本的には2〜3マナのカード枚数が一番多くなるようにピックし、そこからなだらかに高コストカードが並ぶようにカードをピックできると理想的に戦えます。
ニュートラルのマストピックカード
上記を踏まえた上で、アリーナで勝つためのマストピックカードを紹介していきます。
だいたい1枚目なら何も考えずに取ってOK。2枚目以降もマナカーブを見て、問題なければ取って良いカードになります。
取得する機会が多いベーシックカードとコモンカードの中から選びました。
ニュートラル:1〜2マナ
エサゾンビ
1マナで2マナ相当スペックのお化けカード。1ターン目にこのカードを出して、2ターン目に2マナミニオンが出せたら、序盤のボードはもらったも同然。
先述の通り、アリーナはボードを取り続けたら勝つゲームなので超強力。
デメリットの5点回復は、だいたい本体に5点あたえる前に発動するので目をつぶってOKです。
アマニの狂戦士
激怒のおかげでパラディンのヒーローパワー発動や、マッドボンバー、黄昏の鎚の招炎師の召喚を躊躇させます。
スタッツも2マナ2/3と基準値以上。自分がメイジならセルフ激怒も発動できて更に便利です。
火炎ジャグラー
スタッツは2マナ2/3と基準値以上。
2マナ最強ミニオンのシールド・ミニロボを一方的に倒せるかもしれない性能。
召喚の時は祈りながら出しましょう。
ニュートラル:3〜4マナ
クモ戦車
バニラ(能力なし)の高スタッツミニオン。
2マナミニオンを一方的に倒せる。メカなのでメカを使った各種シナジーが使えるところも○。
チルウィンドのイエティ
バニラ(能力なし)の高スタッツミニオン。
ライフ5はハースストーンにおいて一つの境目で、非常に除去され辛いです。フレイムストライク、なぎ払い、トゥルーシルバー・チャンピオンに耐えつつ相手を殴れます。
手動操縦のシュレッダー
死ぬと2マナミニオンが飛び出るミニオン。
倒されても2マナミニオンが出るため場持ちが良く、1:2交換が非常にしやすいです。
ニュートラル:5〜6マナ
決闘士
バニラ(能力なし)の高スタッツミニオン。
チルウィンドのイエティを一方的に倒しても体力が2点残ります。
亡霊騎士
そこそこでかいから魔法で焼きたいのに、それをさせてくれないミニオン。
殴り合いでしか倒せないため、1:2交換が簡単にできます。
ネルビアンの預言者
6マナとしては弱いが、毎ターンコストが下がるため、実質低コストで出せる4/4。
初手にくれば3ターン目に3マナ4/4で召喚可能。
4ターン目には2マナ4/4となり、他ミニオンの召喚と組み合わせてボードアドバンテージの確保に一役買ってくれます。
ニュートラル:7マナ以上
ストームウィンドの勇者
ボードアドバンテージを取っていればフィニッシャーになりうるカード。
スタッツは7マナ6/6でそこそこだが、全体能力の底上げは超強力。よくある全体バフと違い、攻撃力だけでなく体力も増えるところが嬉しい。
変・クリーパー
ほぼ確実に1:2以上の交換ができるカード。
相手が対策カードを持っていなければ足を止めることができます。
北海のクラーケン
超強力カード。闘技場界のフィニッシャー。闘技場では下手なレジェンドより強い。
雄叫びは本体のトドメにも使えるし、除去にも使える。おまけに7点を削り切らないと次ターンには9点で殴れます。
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おわりに
アリーナは3勝すればトントン、7勝すれば丸儲けできるシステムなので、カード資産を増やす上でも便利なモードになります。
慣れない内はアリーナ支援ツールのArenaValueを使ってどのカードが強いのかを覚えるもの良いと思います。
【ハースストーン】無課金勢の闘技場ツール紹介(ArenaValue) | kdsn.xyz
この記事が「アリーナで全く勝てない!」という人の助けになれば幸いです。
以上、【ハースストーン】旧神対応・初心者がアリーナで勝つためのコツ!ピックの取り方講座!でした。