アユタヤで観光してきた工藤さんです。
アユタヤではトゥクトゥクをチャーターして各遺跡を巡ってきました。
アユタヤ遺跡巡り観光レポートをお届けします。
※この記事では1バーツ3.4円で計算しています。
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アユタヤとは?
バンコクから北に約80kmの場所にある世界遺産の都です。
14世紀半ばから400年以上続いた王朝のあったアユタヤの地は「アユタヤ遺跡と周辺の歴史地区」として世界文化遺産に登録されています。
都のあちこちに遺跡があるため、全部回るのはかなり大変な観光スポットです。
いくつか回りたい遺跡をピックアップしてバンコクから日帰り観光するか、日帰りツアーを申し込むの一般的ですね。
アユタヤへのアクセス
バンコク市内からはタクシー、乗合バス(ロットゥー)、電車のいずれかで行けます。
タクシーは片道900バーツ(3060円)、バスは1人60バーツ(204円)、電車は1人15バーツ(51円)ほどかかります。
バンコク-アユタヤ間の往復代とアユタヤ市内を回る交通費を考えると、現地ツアーに申し込んだ方が安く済むかもしれないので、行く前に比較してみてください。
参考までに、私はバイクタクシーとタクシーの合わせ技で片道800バーツ(2760円)でした。
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アユタヤ市内の移動
アユタヤは街全体に遺跡が散らばっているため、遺跡を巡るためにはかなり移動する必要があります。
徒歩だと厳しいため、レンタル自転車、トゥクトゥク、タクシーのいずれかを利用しましょう。
レンタル自転車は1日借りて30〜50バーツ(170〜190円)です。
トゥクトゥクは完全交渉制で、1回の利用なら50〜100バーツ(170〜340円)、遺跡を巡るなら1時間の拘束で150バーツ(510円)くらいですかね。
タクシーはアユタヤ市内は、流しのタクシーが走っていないため捕まえることはできません。
タクシーで回りたいならバンコク市内から連れてきたタクシーを1日チャーターすることになります。
行き+アユタヤ市内+帰りでだいたい2000〜3000バーツ(6800〜10200円)ですかね。
冷房が効いた車内で観光したい場合、おとなしくツアーに参加した方が安く済みます。
私はアユタヤ市内はトゥクトゥクを利用しました。
2時間の利用で300バーツ(1020円)でしたね。
アユタヤ観光レポート
アユタヤ市内にはバンパイン宮殿からバイクタクシーで移動しました。
まずは一番観光したかったワットマハタートへ降ろしてもらい、バイクタクシーとはここでお別れします。
ワットマハタート(WAT MAHATHAT)
- 根に包まれた仏頭が有名スポット
- ビルマ軍の侵略により頭部をなくした仏像が並ぶ
- 入場料は50バーツ(170円)
ワットマハタートはアユタヤ市の遺跡の中でも一番有名な観光スポットです。
有名な根っこに埋まった仏像の頭はタイの観光ガイド本には必ず載っていますね。
ワットマハタートの名前は知らなくても、仏象の頭の写真は見たことある人がいるかと思います。
チケットを購入して中へ。
自動改札らしきものはありましたが、動いてませんでした。
日本人観光客が多いのか、日本語でも警告が書かれています。
遺跡は結構ひろいです。
アユタヤ王朝がビルマ軍に攻め込まれたとき、ビルマ軍が頭部を破壊した仏像がそのまま残っています。
たくさん並んでいると怖いですね。
人だかりができています。
有名スポットありました。写真を撮るときは仏頭より低いアングルから撮らないとマナー違反らしいです。
ワットマハタートの基本情報
住所:Tha Wa Su Kri, プラナコーンシーアユッタヤー アユタヤ県 13000 タイ
ワットマハタートから他の遺跡へ
ワットマハタートを見終わったら、他の遺跡へ移動します。
時間短縮のため、トゥクトゥクを利用することにしました。
ワットマハタートは一番観光客が多い遺跡ですので、入場口にはたくさんの観光客目当てのトゥクトゥクがいます。
捕まえるのは困りませんね。
だいたい値段をふっかけてくるので、交渉しましょう。
どうしても運転手が交渉に応じないなら、他のトゥクトゥクを探せばいいです。
交渉したところ、2時間300バーツ(680円)でいけたので2時間で目星をつけていた遺跡を回れるだけ回ります。
ワットロカヤスタ(WAT LOKAYA SUTHA)
- 全長28m、高さ5mの巨大寝釈迦
- ストリートファイター2世代なら行きたい
- 見学は無料
ストリートファイター2のサガットステージのモデルである寝釈迦がある遺跡ですね。
遺跡というか、巨大なお釈迦様が寝ているだけの場所なので入場は自由です。
足の指が長い。
ワットロカヤスタの基本情報
住所:ตำบล ประตูชัย プラナコーンシーアユッタヤー アユタヤ県 13000 タイ
ワットプララーム(WAT PHRA RAM)
- 初代アユタヤ王の菩提寺
- 観光客が少ないのでゆっくり頭のない仏像群が観れる
- 入場料は50バーツ(170円)
チケット売り場で入場券を買う必要があります。
ここの仏像もビルマ軍の襲撃で頭部を破壊されています。
ワットプララームの基本情報
住所:Pratuchai, プラナコーンシーアユッタヤー アユタヤ県 13000 タイ
ワットプラシーサンペット(WAT PHRA SRI SANPHET)
- アユタヤで最重要の地と言われる
- 歴代3人の王の遺骨を納めた仏塔
- 入場料は50バーツ(170円)
入場チケットを買う必要があります。
ビルマ軍の襲撃で破壊されたため、もとがなんだったのかわからない土台や柱の跡が目立ちます。
3人の王が眠る塔は残ってますね。
ちなみに塔の階段は禁止など書いてなかったので登れるようです。中には入れません。
ワットプラシーサンペットの基本情報
住所:Pratuchai, プラナコーンシーアユッタヤー アユタヤ県 13000 タイ
ワットラチャブラナ(WAT RATCHA BURANA)
- 8代目の王の兄2人が眠る寺院
- 巨大な塔の中には入ることが可能
- 入場料は50バーツ(170円)
入場チケットが必要です。
入場口すぐの門は撮影スポット
ワットラチャブラナの巨大な塔は入ることができます。
ワットラチャブラナの基本情報
住所:309, Tambon Tha Wa Su Kri, Amphoe Phra Nakhon Si Ayutthaya, Chang Wat Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 タイ
アユタヤからバンコクへ
帰りは乗り合いバスのロットゥーで帰りました。
60バーツ(204円)で帰れるので安いんですよね。
30分に一本(人が集まったら出発)くらいのペースで、1時間30分でバンコクへ帰れます。
ロットゥー乗り場はアユタヤにいくつかあるので、トゥクトゥクの運転手などに聞くと教えてくれますよ。
客席は3×4列の12人乗りでした。
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各アユタヤ遺跡の位置関係
まとめ
アユタヤは遺跡が点在する独特な街でした。
今回はアユタヤの総滞在時間が3時間程度と短かったため、かなり駆け足で遺跡を回ることになりました。
遺跡をじっくり見たいならアユタヤに一泊してゆっくり観光するといいと思います。