Cygamesがリリースした本格TCGシャドウバースをプレイしました。
ハースストーンのパクりと言われていますが、やってみたらちゃんと差別化された別ゲーでした。ハースストーンと比較しつつ紹介します。
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シャドウバースの概要
お互いにカードをプレイしあって、相手のライフを0にすることを目的に戦う対戦型カードゲームです。
各自が事前に構築したデッキを使って戦います。
プレイヤーは「リーダー」になる
プレイヤーは対戦前に使用するリーダーを選んでデッキを作成します。
カードには各リーダーしか使えない専用カードと全リーダーが使えるニュートラルカードがあり、これらのカードを組み合わせてデッキを構築します。
専用カードは強力かつリーダーの特色を出したカードが多いため、選択するリーダーによってプレイスタイルが決まります。
ハースストーンと異なる点として、シャドウバースでは各リーダーが対戦中に使えるヒーローパワーがありません。その代わり、専用カードの各リーダーごとの特色がより濃くなっています。
例えば、リーダー:ヴァンパイアは体力10以下で「復讐」状態になります。「復讐」状態では効果が変わる専用カードが多数あります。
他に魔法を打つほど手札にある専用カードの効果が上がるウイッチや墓地のカードを使って専用カードの効果を高めるネクロマンスなどがいます。
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デッキ構築
専用カードとニュートラルカードを組み合わせ、40枚でデッキを構築します。同じカードは3枚まで入れることが可能です。
カードは「フォロワー」「スペル」「アミュレット」の3種類になります。
「フォロワー」はハースストーンでいうミニオンにあたるカードで攻撃力/体力を持ち、体力が0になるまで場に残り続けるカードです。1ターンに1度、リーダーかフォロワーを攻撃することができます。場に出したターンには攻撃ができません。
「スペル」は使用したときに効果のあるカードです。ハースストーンと異なり、リーダーが装備する「武器」や条件を満たしたときに発動する「シークレット」はありません。単純に1回使い切りのカードのみになります。
「アミュレット」は「フォロワー」と同じく場に残るカードで、場にある限り効果を発動し続けます。ハースストーンに同じ概念のカードはありません。MTGのエンチャント(場)に該当します。
最大の相違点「進化」
シャドウバースとハースストーン最大の相違点は「進化」でしょう。
シャドウバースでは先行なら5ターン目以降、後攻なら4ターン目以降に回数制限つきで「フォロワー」を「進化」させることができます。
「進化」した「フォロワー」は攻撃力/体力が上昇し、場に出したターンに攻撃ができるようになります(ただし、リーダーへの直接攻撃はできない)。
この「進化」は先行であれば2回、後攻であれば3回使用することができます。シャドウバースでは「フォロワー」をいつ「進化」させるかの判断が重要となっています。この「進化」をめぐる駆け引きがハースストーンとの最大の相違点になります。
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プレイモード
プレイモードは大きく3種類。オンラインでの対人戦モード、CPUとの練習モード、各リーダーごとのシナリオモードになります。
各リーダーごとのシナリオモードはハースストーンにはないプレイモードです。
シナリオモードはチュートリアルも兼ねており、プレイしながらルールが学べます。また、話を進めるごとにカードやコインがもらえます。
対戦前には各リーダー同士での掛け合いもあります。
ハースストーンと異なり、私の好きなドラフト戦(闘技場モード)はありません。プレイモードは今後増やしていく予定らしいので今後に期待。
課金要素
カードゲームなのでパック開封に課金は必要です。
デイリークエストはあるため、そちらでコインをためて購入することも可能です。
長く続けていれば無課金でも課金勢と対等に戦える点はハースストーンと変わりません。
レジェンドはハースストーンより当たりやすい気がします。
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イラスト
イラストについてはハースストーンのようなアメコミ調ではなく、いわゆるジャパニメーション的なイラストになっています。
参考イラスト。この人たちは戦い方がだいたい一緒です。
シャドウバースでは、進撃のバハムートのイラストも使われているらしいので、プレイしたことのある人はイラスト面でより楽しめそうです。
もう少しなところ
リリースしたばかりでパックが1種類しかないため、カードのバリエーションに乏しく、取れる戦略の幅が多くありません。パックが追加されて戦略に幅がでてきたら化ける可能性があります。
まとめ
まだ発展途上でまさに良くしている最中のゲームです。
ポテンシャルは高いので、今後人気が出そうです。基本無料なので、少しプレイしてみて面白かったら続けて良いゲームだと思います。